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工場の設備と衛生管理

機械システム

バックシステム【バックシステム】
 回収されたリネンが工場に到着すると、種類ごとに分類し、バックに投入します。この先の洗濯・脱水・乾燥の工程は、人の手に触れることなく全自動で行われます。このバックシステムにより、衛生的かつ正確に作業を進めることができます。

集中監視システム【集中監視システム】
 生産管理室に置かれたモニターでは、生産の進み具合や機器の稼働状態をリアルタイムで確認することができます。工場内に何か異常が発生した時にもいち早く対応することができ、安全で無駄のない安定した商品の供給に力を発揮しています。

洗剤・温度・白度の管理

【洗剤】
 年1回、汚染布試験を行い、洗剤や漂白剤の処方が適正であるか検査をします。
【温度】
 年1回、温度計の校正を行い、正しい温度で表示されているかを検査しています。また、超小型の温度計を洗濯物に縫い付けて洗い、80℃以上・10分以上の熱水消毒が確実に行われているかを、年1回チェックしています。
【白度】
 リネンの白度を測定し、基準値以上の白さが維持されていることを、年1回確認しています。

消毒

消毒 通常のリネンは、洗濯を80℃以上・10分以上行うことで消毒しています。ただし感染の危険のあるものは、真空にした庫内にオゾンガスを充填できる「オゾン消毒庫」で完全な消毒を行います。また、必要に応じて次亜塩素酸ナトリウムや過酢酸などの薬品による消毒処理も併用することで、様々な商品の状態に対応しています。

衛生管理

衛生管理 業界基準で定められた製品の菌検査を定期的に実施しています。 さらに、お客様に清潔な商品をお届けするためには、工場自体も常に衛生的な状態でなければなりません。工場内約100か所にチェックポイントを設け、年1回の衛生診断を行うことで、清潔な環境を保つことができているかを厳しく検査しています。

新設備と新技術

 最新鋭の機械設備とシステムで省力化・省人化を進め、作業者の負担や人為的ミスを最小限に抑え、安定した商品の供給に役立てています。
 また、この分野の先進国であるドイツ・オランダをはじめとする欧米諸国を視察して、最新の情報を収集し、積極的に新しい設備や技術を取り入れています。

カーネギッサ社製バリアウォール式洗濯機<導入事例>
カーネギッサ社製バリアウォール式洗濯機(2012年)
 洗濯前の不潔品投入口(洗濯機上部)と洗濯後の排出口(洗濯機前面)を、隔壁で完全に分離し、衛生管理を徹底しています。
 国内では初めての導入であり、同業社から多くの人が見学に訪れています。

過酢酸 過酢酸
 高温では洗うことができない商品の消毒には、芽胞菌にも高い消毒効果を発揮する「過酢酸」などを併用して、確実に消毒をしています。 洗濯時の過酢酸の使用は、欧州では一般的ですが、日本では高価なため主に医療機器や食品容器の殺菌消毒において使用されています。

【新設工場一覧】
日高工場(2004年9月 新設)
千葉佐倉工場(2007年4月 新設)
アクアリネン本社工場(2007年11月 新設)
埼玉工場 手術用リネン専用施設(2008年4月 新設)
アオキリネンサービス本社工場(2012年6月 新設)
板倉工場(2016年7月 新設)

工場見学のご案内
工場見学を随時受付けています。
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本社 医療営業部
TEL.03-5372-7411(営業時間 平日9:00〜17:30)